・その由来は?
 このような「運資源ビリーフ」は誰が言い出したのかという由来は実は謎のままです。文献を調べても残念ながら分かっていませんが、日本でこの考え方が流通した理由の一つには作家の阿佐田哲也氏(「麻雀放浪記」で有名)が、自身のギャンブル哲学を披露されている著書の中に、この考え方を度々述べておられるので、これが各地に広まったものであるのではないかと考えています。

 では日本ではどの程度、広まっているのでしょうか。全国各地での調査結果はないのですが、特に地域性はありません。これまでの調査結果からは、おおよそ4割〜6割の人がこのような考え方を持っていると推測できます。性差や年齢差もないようです。