・「運が増える」話が少ない理由
 例えば「良いことをしたために運が増えた」り、「人の失敗で運をもらったり」という例はありますが、あまり多くはありません。ではなぜ「減る」とか「決まっている」のようなネガティブな面ばかり出てきて、「増える」とか「もらう」というポジティブな面の話は少ないのでしょうか。

 それは人の人生を考えた場合には、終わりは死ぬことです。死ぬまで物事のよしあしに一喜一憂するのは終わらないのです。そのため「幸運」を得ても、次に起こる結果も考えざるをえません。ずっと良いことばかりが起こることは現実問題ありえない気がしませんか?そこで帳尻ではないでしょうけど、悪い結果を得ないと不安なのです。